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フランクフルト観光会議社・ヘッセン州経済開発公社・図書館・駐輪場


今朝は朝からフランクフルト観光会議社への訪問です。
欧州地域以外のマーケティング責任者のコール女史が対応してくれました。
(コール女史は今回担当していただいた責任者の方の中で一番若手であり私より2.3歳年長と年が近いにも関わらずマーケティングの責任者として非常に明快なプレゼンをしていただき、私もがんばらねばと大いに刺激をうけました)

この観光会議社は、1995年に設立され42人のスタッフが働いており、運営資金の20%が市から拠出され80%が独自収益です。
ホテルのコールセンター業務やツーリストインフォメーション、そしてクリスマスイベントの開催、ノウハウの輸出、コンベンションの開催などを業務としており、コールセンター業務やコンベンションの開催により利益をあげているとのことでした。フランクフルト市の課題としては、都市イメージとがビジネスに特化していることによって観光客やショッピング客が少ないということ、また国際ハブ空港があるため通過客は多いが宿泊客が少ないことなどがあるそうです。それに対して、明確な数字に基づいたマーケティングゴールを設定しプログラムがなされており非常に印象的でした。



午後からはフランクフルトも存在しているヘッセン州の州都ヴィスバーデンに移動して、ヘッセン州経済開発公社の極東担当部長のケラー氏より、中小企業育成施策についてお伺いをしました。
(ケラー部長は日本語がびっくりするくらい堪能で、驚きでした)

ケラー部長の日常業務は極東から企業誘致をしてくるということですが、経済開発公社がどのように企業支援をしているかについても質疑を行いました。
ヘッセンはフランクフルト空港があるなど地域的な優位性がありEUなどからは支援をもらえないなかでどのような経済開発をしているかということでしたが、州によって設立された経済開発公社が補助金の申請を支援したり、各企業がビジネスを行うために良い環境づくりを州の代理人的ポジションで交渉を行ったり、また各企業とのマッチングを提供したりと幅広く活動をされています。日本でいえば商社的役割と商工会議所の役割を代行しているイメージのように感じました。
どのように収益をあげていくかが非常に問題になっていくかとは思いますが、堺市においても、このような、「公的な立場をもっって交渉にあたることができる」後方支援システムの設置が大企業はともかく中小企業の活性化においては重要だと思います。
余談ですが興味深かったのは、フランクフルトの各企業は法律によってフランクフルト商工会議所への加入が義務付けられているということでした。

視察終了後、自由時間があったので、私はフランクフルト市内で見つけていた図書館を見学しました。

非常に開放的できれいな図書館でした。
カウンターは日本と同じです。


VHSやネット閲覧のコーナーもあるし、
学習スペースも充実し市民のみなさんが夕方、図書館で勉強できる環境の充実が堺でも重要であると考えました。
(堺に帰ったら、かねてより取り上げてきた図書費の充実、学習室の再設置、改めて求めていきます。)

入口には、ロッカーがあり利用者がたくさんいます。

また、入口に喫茶店が併設されており図書館利用者がコーヒーを飲みながら
本を閲覧している姿も日本ではあまり考えられず印象的です。
少し残念だったのは自由時間行動で本来の視察ではないので、通訳もいないし、またアポイントも議員単独ではなかなか取れないということで、詳しく質問できないのが残念でした。やはり「議会としての視察」という強みをい
かせる場合といかせない場合の差は大きいですね。見るだけでも勉強になりますが、質問をしたくてもできないのが残念でした。

ところで、街をみていて思ったのですが、これまでドイツ各地でも見かけましたが、様々な簡易的な駐輪場が街の各地にあります。自転車の簡単な駐輪装置を設置するだけで、自転車が奇麗に整理されるため、駐輪が街の公害的に見えることはほとんどありません。これは堺においても、もう少し積極的に考えるべきです。設置する台がないからマチマチな駐輪になってしまい非常に汚らしい光景になってしまうのではないでしょうか。






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