←prev entry Top next entry→
上野芝中学校吹奏楽部復活(金賞受賞)

uenoshiba-suisougaku.jpg
地域の皆さんと一緒になって、復活に向けて取り組んできた、上野芝中学校の吹奏楽部が10年以上ぶりに、大阪府吹奏楽コンクールに出演したので、演奏を聞きにいってきました。

上野芝中学校の吹奏楽部といえば、南大阪で歴史上唯一全国大会に出場したクラブで、堺の誇りであり、中学校区の皆さんにとっては地域の誇りでした。

平岡小学校に鼓笛隊があり、向丘小学校の音楽隊は関西大会でも金賞を狙う音楽隊にも関わらず、中学校で演奏の機会がないのはもったいないとして、大綱質疑や様々な機会をとらえて、議員になってから3年間復活に向けた取り組みを要望してきました。地域のみなさんのお力を得てこのような形で復活して、演奏が聞けるのはとても嬉しいものでした。

校長先生から夜お電話があり、練習の成果があって、B組で「金賞」を獲得したと聞いた時は思わずガッツポーズをしてしまいました。

平成20年第一回定例会大綱質疑議事録より抜粋

◎西哲史  次に、将来の堺を担う人材づくりのため、青少年の健全育成に大きな影響力を持つと考えられている中学校の部活動の活性化についてお尋ねをいたします。 私は市立上野芝中学校の出身ですが、現在の中学校部活動における制度的問題の代表的事例とも言えるような事例がこの上野芝中学校に存在をしています。上野芝中学校吹奏楽部は、南大阪で全国大会に唯一出場経験があり、84年の全日本吹奏楽コンクールでは銀賞を受賞しています。しかし、その当時の顧問の先生が転勤をした後、上野芝中学校の吹奏楽部は衰退化し、地域の誇りであった伝統ある上野芝中学校吹奏楽部は現在廃部となり、伝統は絶たれ、楽器の一部はむだになっています。これは非常に残念な状況です。さらに、上野芝中学校区を構成をする小学校の一つである向丘小学校の音楽隊は、本年度、マーチングバンド関西大会で銀賞をとるほどになっていますが、この大阪でトップレベルの演奏を行う音楽隊の子どもたちが上野芝中学校に進学をしても、伝統ある吹奏楽部が廃部となってしまっているため、演奏活動が続けられないという状況になっており、非常にもったいない状況であると言わざるを得ません。 そこでお尋ねをいたします。中学校での部活動は、顧問の先生の指導力や特質に負うところが非常に大きいと考えますが、顧問転勤の影響と、それらに対する対策についてどのようにお考えか、お示しください。また、昨今、2007年問題とも言われますが、団塊の世代と言われる方々が会社を退職して地域に大量に戻って来始めており、生きがいや働きがいを探しておられる方も多いと聞いています。この団塊世代の方々には、さまざまな専門的な技能や経験をお持ちの方もたくさんおられると思います。この方々に専門的な技能を発揮していただくことによって、顧問の先生の異動に余り影響を受けることのない地域に支えられた継続的な部活動が実施できると考えますが、これについてのお考えをお示しください。

◎教育次長(鳥井廣二君) 部活動における地域活用施策についてお答えいたします。 各中学校では、部活動の維持・活性化に努力しておりますけれども、顧問教員の転勤などによりまして、時として、その部活動の顧問がいなくなった場合、廃部に至るケースも起こっております。教育委員会では、こうした問題に対応するため、部活動の専門的な指導ができない教員が顧問となった場合でも、外部人材を活用いたしまして、技術指導が行えるようにしております。また、自校に希望する部活動がない生徒を受け入れるための種目別拠点校を設置したり、教員の人事異動において部活動顧問を一つの大きな条件とするなど、引き続き部活動を支援してまいりたいと考えております。

◎西哲史  次に、部活動における地域活用施策についてですが、部活動は、青尐年の健全育成において非常に有意義でありますが、実際の状況を見ると、さまざまな壁にぶつかっていると言っても過言ではありません。専門的な指導者の不在、余りにも顧問の先生への属人的な指導体制等々があると言えるでしょう。2007年問題と言われ、地域に有為の人材が戻り出してきている今こそ、地域の人材を積極的に活用し、部活動の活性化を図っていく必要性があると思います。極端に言えば、部活動の当該種類に対して顧問の教職員が全く知恵や経験がなくとも、専門性を持った地域の人材に参加をしていただくことによって、それらの方々をコーディネートしていく力が顧問の教諭にあれば、部活動は推進できていくといった構造をつくっていくという必要性があります。学校が外部人材を必要だと思ったとき、ささやかな広報をして募集をする。そんな程度ではなくて、制度をもっと拡充し、データベース的な制度化をして広報の積極展開も行っていただくことを要望いたします。 また、部活動が顧問の異動により影響を大幅にこうむることを尐しでも緩和するために、また尐子化の中で部活動が成立しにくくなっている状況の中で、中学校のクラブ活動と、その校下の小学校のクラブ活動を一体化させた活動なども検討していただくことも要望しておきます。また、平成20年度から文部科学省が全国各地の中学校区の一部において、学校支援地域本部の設定という施策の推進をすると聞いています。学校支援地域本部は、部活動にはとどまらず、さまざまな局面で学校を支援する人材をコーディネートする地域コーディネーターを養成していくという事業だと聞いています。ぜひとも、この学校支援地域本部の事業を堺市が積極的に活用していただくよう要望いたします。また、今回冒頭、一つのサンプル的事例として取り上げた向丘小学校を卒業し、上野芝中学校に入学していく中で起きている非常にもったいない状況、かつ子どもから見たら、大人の事情としか言えない状況の改善に関して、教育委員会の積極的な関与もあわせて要望し、この項目を終わります。

| 西哲史 | - | comments(0) | - | pookmark |
Comment
name:
email:
url:
comments: